重要な教育用語 | |
形式陶冶と実質陶冶 | |
形式陶冶:精神的諸能力の育成を重視する by ロック 形式陶冶とは、学習内容の習得よりもそれを手段として 精神的諸能力(記憶力、創造力、問題解決能力、判断力、推理力、観察力、意志力、感情) の形式的な側面の育成を重視すること。 形式陶冶がとりあげられたのは近代以降。
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四段階教育法 | |
ヘルバルトの著書ー『一般教育学』において、彼は教育を 教育の目的→倫理学 教育の方法→心理学 という風に2つに分けて考えました。 そこで教育の方法を、心理学に基づく理論で展開しました。 彼は、興味の『多面化』と『統一化』を目指し、 「専心」と「致思」 致思・・・「専心」でえた表象を相互に関連づける精神作用。 そしてそれをさらに静的と動的段階にわけました。 静的専心・・・明瞭 : 対象の限定によって意識の混乱を排すること 動的専心・・・連合 : 明瞭にされた対象をすでに習得させていた知識と結合、比較する。 静的致思・・・系統 : 連合を経た知識を体系化 動的致思・・・方法 : 以上の段階を経た知識がほかの事象に応用可能になった。 ヘルバルトの教授理論は学習者の認識が深められ発展する過程を その後、五段階教授へと発展。弟子のツィラーとラインによって |
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五段階教育法 | |
ツィラーはヘルバルトの「明瞭」を「分析」と「統合」にわけ、五段階化しました。 ラインはそれをさらに修正 分析→予備 統合→提示 連合→比較 系統→概括 方法→応用 この五段階教授の強調点は『学習者の認識過程』を明らかにするのではなく、 日本では、ヘルバルト派の思想の普及とともに |
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コア・カリキュラム by 梅根 悟 | |
コア・カリキュラムの歴史 1948:コア・カリキュラム連盟が発足 「合科教授」が先駆けで、教育の生活化=合科という発想。←桶口勘次郎、木下竹次、及川平治 ↓ コア・カリキュラム運動へ 「生活科」や「総合的な学習の時間」の開設へ。 コア・カリキュラムとは 要するに ↓だから 今、総合的な学習の時間をつくり、それぞれの教科をつなげ合わせ、 |
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合科教授 | |
合科教授の基本概念 児童の興味や生活に即して設けた学習教材をもとに展開する活動の中に、複数の教科内容を統合して教授・学習を行う方法。 先駆者、木下竹治 ↓ 教科別の画一的な時間割で行われる方式、または教科書や教師が中心となる方式はダメ! ↓ だから、合科教授! 類 |
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消極教育 by ルソー | |
消極教育の基本概念 「万物をつくる者の手をはなれているとき、すべてはよいものであるが、人間の手に移ると全てが悪くなる。」→性善説の立場 ↓つまり・・・ ★ルソーにとって、自然⇔社会 |
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メトーデ by ぺスタロッチ | |
基本概念 人間の諸知識の要素を単純化し、それを最低辺の人々に対しても身体的・知的・道徳的な発達を結果としてもたらすべき心理的連鎖を有する一連の観念にまで還元しようとする ↓つまり・・・ 自然の移り変わりの法則に、人間の成長や発達を結びつけていくこと。 |